Katy Perry 『Witness』 レビュー
1.Witness
スナーを含めケイティを取り囲む人々に向けてのメッセージを発している曲。自分が最高の時も最悪の時もどうかそばで見つめてほしい、という気持ちが伝わってくる。
2.Hey Hey Hey☆
宇宙的というかダークマターっぽい不穏な雰囲気が「E.T.」を思い出させる。歌詞にフランス語や日本語(禅、空手)などが多用されており、掴みどころのない感じがケイティっぽい。スルメ。
3.Roulette
"Swish, Swish, Bish (Swift, Swift, Bitch) "が言いたかったのか、ビシバシゴールを決めるように勝つわ！というケイティのパワフルキャラの割に弱めな歌詞に。「テイラーなんかアタシの巨乳ビームでぶっ飛ばすわ！！アッハッハ！！！」くらいの勢いがほしかったかも。
ケイティ・ペリー、テイラー・スウィフトとの確執について語る | NME Japan
5.Déjà Vu
6.Power
7.Mind Maze
8.Miss You More☆
歌詞は至ってシンプルだが、アルバムのなかでの存在感はピカイチ。サビで涙が出る。イイ歌。
9.Chained to the Rythmn
Sia要素が色濃く出てる曲。サビ前のギターのメロディーがMVのジェットコースターのシーンとマッチしてて好きです。「自由を手にしていると思っている我々も、ただ情報によってゾンビのように延々と躍らせれているに過ぎないのだ、、、」
10.Tsunami
11.Bon Appétie☆
リードシングルCTTRに続いて真面目路線でいくのかと思わせといて、「（さぁ、アタシを）召し上がれ♡」というぶっ飛び具合に衝撃。二番のBメロの音がツボ。ファンにクソ曲と叩かれ、生放送中に泣いてしまうという事故があってもMV公開で評価を取り戻すところを含めカオス。
12.Bigger Than Me
13.Save as Draft
14.Pendulum
15.Into Me You See
締めの曲で感傷的な雰囲気に浸っていたらオープンセサミに一笑い。私の目撃者になってくれる？という1曲目に対し、ここでは最後まで聞いてくれてありがとうという感謝の気持ち、そしてこれからも私を見守ってほしいというささやかな願いが込められている。
総合評価：7.5
シングルの調子が悪く、ジャケットでドン引きし、アルバムを聴く前は不安でしかなかったにも関わらず、これはいい意味で裏切られた、、、革命、、、。ケイティの力強い歌声を生かした「Prism」までの感じが好きな人には電子音バキバキな感じに戸惑いながらも、ぜひその変化を感じ取ってほしい１枚。最初はピンと来なかったが、聴けば聴くほど良さに気づけるので、中盤の微妙な曲も時間が経てば変わってくることに期待！I'm always be your "Witness"！！
